5月下旬の朝。空は薄曇りで、遠くから湿った風が街の隅々を撫でるよ うに吹いていた。 雨が降る寸前の匂いが、窓の隙間から忍び込んできて、部屋の空気をじ んわりと湿らせていた。 灰色の雲が空一面に広がる中、葉須香は3度目の目覚まし時計のけたた ましい電子音で、夢の深淵からゆっくりと引き上げられた。 「もう朝なんだ……」 布団の中で軽く身体を丸めたまま、枕元の時計を見てから天井を見た。 まぶたの隙間から差し込む光は、晴れの日のような明るさはなく、灰色 がかった静けさを帯びていた。 「雨降るのかな……朝シャンしなくちゃ」 葉須香は重たく感じる肩を押すようにしてゆっくりと布団から抜け出す。 床の冷たさが足裏に伝わると、まだ現実の中に戻りきれていない頭がほん の少し冴える。寝癖のついた髪を無造作に指で撫でながら、葉須香は浴室 へと向かった。 パジャマや下着を脱ぎ、全裸となった葉須香はシャワーの温度を確認し て蛇口をひねる。 シャワーのぬるめの水が頭上から静かに流れ落ちる。葉須香はまぶたを 細く閉じながら、両手で頭皮を揉むようにシャンプーをなじませた。 指の先に感じる泡の感触は心地よく、その香りが鼻をくすぐるたびに、 意識が少しずつぼやけていく。 「ぁぁ、気持ちいい……」うとうと。 手はゆっくりと動いているけど、頭の中は夢と現実の境目をふわふわと 漂っていた。水の音と風のない外の静寂が、まるで子守唄のように耳を包 み込んでくる。 気づけば、葉須香の首はわずかに前へ傾き、額にかかる水滴が鼻を伝っ てゆっくり落ちていた。泡だらけの髪のまま、葉須香の動きは止まり、目 はすっと閉じられた。こんな感じで時々、葉須香は器用に寝落ちしてしま う。 ちなみに、深く寝落ちすると朝シャン中と忘れて、そのまま玄関から飛 び出し学校へ向かう時もあった。 「はっ!私、寝てた?」 今日はすぐに目が覚めてゆるやかに首を持ち上げた。泡が目に入りかけ て、軽く顔をしかめる。 眠気の余韻が残る中、シャワーの水を少し熱めに調整し直しながら、葉 須香は自分の股間をじっと見た。 「あの時、ここ開いてたよね..」 ふと、昨日の計測で大股にされたことを思い出す。 (本当にみんな、そんなに見てないよね..あんなに開いてたなんて) 計測が終わった際に、自分の恥丘を見るととんでもない状況になってい た。ぷっくらとした大陰唇は完全に左右に離れており、小陰唇が普通に見 える状態だった。 「あんなに出してたら、何人か見られても仕方ないよね..」 まさか、あの計測の最中に、ほとんどの男子たちが小陰唇をかなり覗き 見ていたなんて、葉須香は夢にも思っていなかった。 (今日は忘れ物しないようにしなくちゃ!レベルアップなんてしないんだ から!) 朝シャンを終えて、部屋に戻った葉須香は忘れ物防止チェックを始めた。 机の上には、昨日の夜に念入りに並べた今日持って行くべき物が整然と 並んでいた。 「今日は本当に!絶対に忘れ物をしないから!」 声を出し自分を鼓舞しながら、葉須香は一つ一つの持ち物を手に取り確 認した。 筆箱、ノート、教科書、体育着…。いつもなら曖昧な記憶で済ませると ころも、今日は何度も頷きながら慎重にチェックした。 計測の罰のレベルアップは間違いなく、おっぱいの計測になるだろう。 「もう開いたところを見られないようにしなくちゃ」 小陰唇までも晒すような罰は避けなければいけない。固く誓いながら、 もう1度、持ち物を確認した。 「よし、忘れ物はしてない…はず……よね」 自分に言い聞かせるように呟きながら、葉須香はそっと玄関の扉を開け た。 蝉の声が遠くからじりじりと響く中、葉須香は心の中で何度も「今日は 大丈夫」と呟きながら、バス停に着くと、すでに何人かの生徒が並んでい た。 「葉須香ちゃん、おはよう」「おはよう」 (最近、男子が多い気がするけど..気のせいよね) 葉須香は一番後ろに並び、制服のスカートの裾をそっと整える。バスが 来るまでの数分間、男子は少し残念そうな顔をしていた。 学校へ向かうバスが静かに住宅街を抜けていく。窓の外には、朝の光に 照らされた家々と、まだ眠そうな犬が庭で丸くなっている姿。葉須香は、 鞄の中身をもう一度頭の中で確認した。 (うん、大丈夫。今日はちゃんと全部、持ってきてる) 学校に着き、昇降口で上履きに履き替える葉須香。久しぶりに制服で授 業を受けられることが、なんだか嬉しかった。 この頃は忘れ物が続いていて、全裸で授業を受けていたから、制服を着 ていられるだけで嬉しかった。 教室の前まで来て、葉須香は深呼吸をした。扉を開ける前の、ほんの一 瞬の静けさ。 そのときだった。 「あ、健康調査票って今日提出だった..」 葉須香の瞳が凍りついた。 健康状態やアレルギーの有無を記載する、あの白い紙。昨日の夜、机の 上に置いたまま、鞄に入れ忘れていた。 頭の中が真っ白になる。心臓がどくんと跳ねる。 (ぁぁ..また忘れ物をするなんて..) 誓ったはずなのに。確認したはずなのに。 葉須香は、扉の前で立ち尽くした。教室の中からは、男子たちの談笑が 聞こえてくる。 忘れた以上、罰として葉須香はその場でスカートに手を掛けて脱ぎ始め た。そのまま脱ぎ続け、最後にショーツを下ろしてから葉須香はそっと扉 を開けた。 顔を上げて、教室の空気を吸い込む。忘れ物をしてしまったことは変え られない。念のために閉じた割れ目を見て、あそこが開いてないことを確 かめた。 その仕草に男子たちは狂喜乱舞した。 (結構、葉須香ちゃんも気にしてるんだな) (まあ、小陰唇丸見えだったし) (今週も絶対に葉須香ちゃんの小陰唇見てやるぞ!) 全裸で教室に入り、皆に挨拶をしてからそのままの姿で待機する葉須香。 数分後、「ガラリ」という扉の音と共に許奇が教室に入ってきた。 「みんな、おはよう!今日もやっぱりレベルアップになったか」 「先生、おはようございます」 「おはよう、葉須香。今日は何を忘れた?」 「健康調査票を忘れました」 「じゃあ、自分からレベルアップの説明を頼むぞ」 「はい。今日から..身体データ計測の罰はレベルアップしたので、今日 は..私の右のおっぱいを自由に計測してください。あ、あと、罰の間、 右のおっぱいはクラスの備品となります」 「つまり、こういう事だ」 許奇が手に持っていた備品シールを葉須香の右のおっぱいの上に張って きた。 葉須香の右のおっぱいがクラスの備品扱いとしてシールまで貼られたこ とに男子たちは興奮した。 「これってさ、まるで葉須香ちゃんのおっぱいがクラス全体のものになっ た感じじゃね?」 男子の一人、吉田が言いながら、右のおっぱいを見つめる。 「違うって!この備品シールっていうのがそそられるんだ!」 男子の池田が机を叩くように興奮する。 「いやいや、これって俺たちが借りることができるのか?たまらんな」 三村がスケベなことを言う中、男子たちの様子を横で見ていた初堂が静 かに眼鏡をクイっと押し上げながら、言葉を出した。 「備品は男子のおもちゃじゃないのよ」クイッ 初堂は眼鏡のフチをクイクイっと押し上げながら、クラスメイトたちの 前に立った。その姿はまるで裁判官のようで、真面目さがにじみ出ている。 「備品である以上、正確な計測が必要です。それを踏まえて罰をして頂戴」 「いやいや、マジメか!」 隣の席にいた春田が首をかしげて、「おっぱいにそんなのいる?」と聞 いた。 「もちろんよ」 初堂の目が一層輝く。 「形状、色合い、重さ…そして、柔らかさまで。誰もが分かりやすいよう に情報を公開すべきです」 それを聞いて男子たちは一瞬静かになるが、すぐにまた苦笑い。 「初堂、葉須香ちゃんのおっぱいの重さって何キロだと思う?へへ」 ちょっとふざけて男子が聞くと、初堂はため息をつきながら「それが今 回の罰の目的でしょ!後でちゃんと測りなさい!まあ私は知ってるけど」 とピシャリ。 こうして、葉須香の右のおっぱいの計測が本格的に始まった。 「葉須香ちゃんは、椅子に座ったままだけだから大丈夫だよ」 「うん」(足は閉じたままでいいんだ。ほっ) 言われるがまま、葉須香は全裸で椅子に座った。 まずはメジャーでおっぱい全体を計測される。真新しいメジャーのひん やりとした感触が、おっぱいに伝わった。 「葉須香ちゃん、ちょっと持ち上げるよ」「え?」 何と男子の1人が堂々と乳首を摘まんで、おっぱいを持ち上げた。 いやらしいことをしてくるのかと葉須香が警戒すると、男子たちがおっ ぱいの裏側の肌の状況を丹念に測り始めた。その真剣な眼差しは、まるで 国家機密でも測るかのようだ。 別の男子は、メジャーをおっぱいの真横にぴたりと当て、寸分の狂いも ないよう集中している。皆、真剣そのものだ。 「お、俺たちも自由に触れてもいいんだよな」「ああ、問題ないはずだ」 普段あんまり葉須香の肌に触れない消極的な男子たちも計測に動いた。 (うおっ!想像以上に柔らけえぇ〜) (ぷるんぷるんしてるぞぉぉ) 葉須香のおっぱいに触れた柔らかさに驚き、すぐに手を引っ込める男子。 その様子を見ていた他の男子が「計測なんだから堂々としろよ」と勇気 づけてきた。 「ありがと」「計測だしな」 すると、普段は消極的な男子数人が次々と葉須香のおっぱいに触れ始め た。 その中で、一人の男子が目を輝かせながら大胆にも葉須香のおっぱいを 揺らす。 「こんなにぷにぷにしてるんだ……!」その驚きと喜びが彼の顔に浮かび、 周りの男子たちも思わず頷く。 そしてそれは、まるで連鎖反応のように広がっていった。消極的な男子 数人も次第にリラックスし、まるで別の人間になったように葉須香のおっ ぱいを計測してきた。 おっぱいの計測が進むと、男子の1人が葉須香の乳首に触れると、まだ 丸っこい乳首が乳輪に沈むのが見えた。その柔らかさを確認した別の男子 が目を輝かせて声を上げる。 「それじゃ、乳首の固さの変化を測ります!」 その声は妙に楽しそうで、何かを成し遂げようとする冒険心すら感じら れた。 (え?固さの変化って) 葉須香が不安に思う中、男子たちが乳首の側面を堂々と指でぐりぐり捻 ると乳首の形が変わっていく。 (ひぃっ!や、やめて!固くなっちゃう) 男子のたちの視線の先で、丸っこい乳首がみるみる膨らみ、やがて円柱 へと姿を変え始めた。 けれど、男子たちは真剣な表情を浮かべたまま、円柱になった乳頭を計 測している。 男子たちの指が、葉須香のおっぱいを撫でるたびに、葉須香の乳首にじ わじわと熱がこもっていくような錯覚に陥った。 (これ以上、固くさせないで) 男子たちの指は細かく動き、乳頭を擦るたびに、葉須香の乳首が少しず つ高さを増していくように見えた。 固くなった乳首を男子が指で軽く弾くと左右へ揺れ、また少し固さが増 す。それは、男子たちが正確に乳首にある性感のツボを突いているように すら思えた。 「おお、かなり固くなってきたぞ!」「見事な円柱だな」 もう葉須香の乳首は柔らかさを失っていた。さっきまで丸っこい柔らか った乳首が、少しずつしっかりとした円柱に固まっていく様子は、男子た ちの興奮を高めた。 (よし!俺はアームの動きを真似た計測をしよう) 「葉須香ちゃん!おっぱい握るけど、痛かったらすぐに声出していいから」 「う、うん」 そういうと、男子が葉須香のおっぱいの側面を親指と人差し指で挟み、 ゆっくりと圧力をかけてきた。 「痛くない?」「だ、大丈夫」 (うわぁ…!こんなに握りつぶされてるのに..心地いい) 葉須香の脳裏には、マッサージで揉まれてる感触が浮かんだ。男子の手 のひらの中の冷たい感触が、だんだんと熱を帯びてくる。 右のおっぱいが男子全員に握られ、指で押したりするたびに、葉須香の 心臓は激しく波打った。 男子たちは、本当に真剣な表情で計測を続けている。しかし、その瞳の 奥には、どこか別の狙いがあるようにも葉須香には見えた。 (考えすぎよね..誰も私も股間の方は見てないし..でも座ってのおっ ぱい計測だから、膝が邪魔してて、みんなやりづらそう) そんな時、タイミングよく男子が提案してきた。 「…葉須香ちゃん、膝が当たってて、ちょっと計測しにくいんだけど」 「そ、そうよね」 「恥ずかしいかも知れないけど、良かったら水平にしてもらえる?」 「えええ?す、水平に?」 (どうしよ..)少し悩んだ葉須香だが、真剣な計測をしてる男子たちに 申し訳ない。覚悟を決めて、そろりそろりと足を左右に開いていった。 「まだ開いた方がいい?」 「ああ、ごめんね葉須香ちゃん」 「ううん、大丈夫」 もちろん男子たちの心中は穏やかではない。 (よしいいぞ!もっと!)(そう、もっと水平に!)と心の中で叫びなが ら、ついに葉須香の股を椅子の上でほぼ水平まで開くことに成功した。 それを見た女子たちが小声で一言。 「うわぁ、男子たちの作戦成功したんじゃない?」「見事な大股ね」 言うまでもないが、葉須香のぷっくらとした大陰唇は左右へ大きく開い ていた。小陰唇も昨日よりも増してはっきりと見えていた。 (ぁぁ..絶対見えてるよぉぉ..でも誰も言ってこないんだ?) そう、葉須香も小陰唇が出てるのに気づいていた。しかし、男子たちが 真剣におっぱいの計測に集中している今、おま●こに視線を長く向けるこ とはできない。 もし長く見ていたら、男子たちも気にして見てしまうというからだ。 それは、何としても避けたいことだった。 (お願い!下は見ないで…!お願いだから、あと痛く揉んでもいいから…!) 葉須香の心の中では、二つの異なる願いが交錯していた。 おっぱいの計測が気持ちよくなってくる不安。そして、小陰唇が出てる ことが露見しないことへの切実な願い。 痛みが無く、気持ちよくなっていく男子たちの手の感触が、おっぱいの 奥深くまで伝わってくる。 多くの手でおっぱいを弄られてるのに、この感触が恥部の快感と変わり、 より一層強く感じさせていた。 もちろん、男子たちは、おっぱいの計測に熱中しているように見せかけ ながら、実は小陰唇が見えてるのも気づいていた。 (あざっす!今日も小陰唇見させてもらいましたぁぁ〜) (左右どっちも丸見えじゃん!これはやべぇ!) (俺たちは絶対に見てないフリをしないと!) そう、男子たちは全く気付かないフリを続けている。葉須香の心は、お っぱいへの刺激と、小陰唇を見られたくないという気持ちで、最高潮に高 ぶっていくのだった。 こうして、次々と男子たちが葉須香の右のおっぱいを細かく計測してい く。 男子たちの指がおっぱいを撫でるたびに、股間の方がびくんと疼き、そ してどんどん感じていくような錯覚に陥った。 (変な声が出ちゃう..ぁぁ) 誰も触れてない葉須香の左の乳首も、弄られてる右の乳首と同期するか のように、ビンビンと固くなっていた。 (こんなに感じちゃうと..下の方が..) おっぱいへの快感が増す一方で、葉須香の意識は、おま●こにも向けら れていた。大陰唇は、先ほどよりもさらに大きく開いているように見えた。 小陰唇全体がどんどん露わになってきそうなほどだ。 (お願い、これ以上開かないで!でも、私が変な動きをしたら、みんな下 を見ちゃう…!) おっぱいが感じやすくなってる不安と、小陰唇が見えてることを暴かれ ることへの不安。2つの不安が、葉須香の心の中で猛烈な勢いで渦巻く。 (みんな本当に気づいてないの?何か私だけがハラハラしてるの?) その強烈な葛藤は、まるでジェットコースターの急な傾斜を上っていく ような、ドキドキするスリルを生み出していた。不安なのに、止められな い。むしろ、このドキドキがどんどん加速していくのを感じる。 男子たちは、葉須香の表情の変化に気づいているのか、いないのか── いや、確実に気づいていて、むしろそれを楽しんでいるような様子だった。 男子たちただ真剣に計測しているふりをしているけれど、これから何か を試そうな雰囲気が醸しだされていた。 先週、頭部の自動計測でアームが導き出した葉須香のおっぱいの性感の ツボを思い出しながら、男子たちはその成果を今こそ試すべきだと確信し ていた。 (今ならいけるんじゃないか) (ああ、俺たちが必死にメモした成果を見せる時だ) 「葉須香ちゃん、ここの圧力を測っていい?」 「う、うん」(押すってこと) (よし、ここがアームのデータで性感のツボって言われてた部分だな) 一人目の男子が、葉須香のおっぱいの性感のツボに指を置き、ちょっと 強めにぐいっと押した。 「ひゃっ…!」 葉須香の肩がぴくんと跳ねる。小さな悲鳴が教室の静けさを破り、その 場にいた数人がニヤリと笑う。 「すまんすまん、ちょっと力入れすぎた。でもこれがリアルな計測なんで」 「お前強く押しすぎなんだよ。俺に代われ」 「すまんすまん」 男子はそう言い訳しながらも、わざとらしく眉間にしわを寄せ、次の男 子にバトンタッチした。 2人目も、別の性感のツボに指を当てて、確認するふりをしつつ、ぐい、 と強く押す。 「んぅ…!」(何でこんなに感じるの?) また小さな声が漏れ、葉須香は唇を噛みながらおま●こをチラリと見た。 膣内から伝わる湿っぽさが、生々しく感じられる。まるでオナニーを始 めた感じになってるように、大陰唇の方も少しずつ膨らんでいくようだっ た。 「ごめん、もしかして痛かった…葉須香ちゃん、大丈夫か?」 「だ…大丈夫、痛くはないから…っ」 葉須香の声は震えていて、男子たちはそれが感じてる何よりの答えだと 思った。 「多少、痛くても平気だから..」(お願い、痛くして) 「そうか..じゃあ、ちょっとだけな」 3人目の男子が、リクエスト通りに、ほんの少しだけ爪先を立てて押し てみた。 「っっ…!!」(はぅっ!ここも感じちゃう!) 葉須香は反射的に目をぎゅっと閉じ、顔を横に向ける。周囲からは「お お…!」という微妙な盛り上がりの声が上がる。 先週の頭部の自動計測は無駄ではなかった。アームが導いた葉須香の性 感のツボは全て正解だった。 男子たちは、葉須香が少しずつ声を漏らすたび、満足そうにうなずいて いた。 「こっちも、もう少し測ってみよう」 「この部分の圧力に注目してください、葉須香ちゃん」 (そんな..そこもすごく感じちゃう〜) 男子たちの声は、葉須香にとってまるでカウントダウンのように聞こえ た。どこかで「ああんっ!」と喘ぎ声を出してしまうかもしれない。 その可能性が、葉須香の胸を不安でざわつかせる。 それは、葉須香が男子たちの前でオナニーをしているの見せてるような、 すごく恥ずかしい状況だった。 (駄目よ!意識をはっきりしなくちゃ!ま、まだ気づいてないよね?) 葉須香の視線は、おっぱいとおま●この間を忙しなく行き来する。おま ●こからは、依然として小陰唇がはっきりと見えている。 しかし、男子たちはそのことに全く気づいていないかのように、おっぱ いに全神経を集中させている。 その男子たち無関心なフリが、かえって葉須香の不安を煽る。 男子たちは本当に気づいていないのか、それとも気づかないフリをして いるのか。その疑念が、ジェットコースターの落ちる直前の、あの独特な 浮遊感のように、葉須香の心を締め付けた。 (このままじゃ、声を出しちゃう…!でも、このドキドキ…嫌じゃないか も…!) 感じてしまって声が出る寸前の冷や冷やする感覚、そして小陰唇が露見 しそうな危うさ。二つの要素が絡み合い、葉須香の心は、不安と興奮が混 じった複雑な感情の坩堝と化していた。 (声を出しても..小陰唇を見られても..仕方ないよね) 葉須香は、このまま全てが弾けてしまってもいい、というような、どこ か投げやりで、しかし抗いがたい。 心臓が今にも飛び出しそうなほどの高鳴りの中で、葉須香はただ、この ジェットコースターのような計測が終わるのを待つしかなかった。 (おい、今なら、もうちょっと前に座ってもらえそうだぜ) (ああ、上手く誘導してみるか) 「葉須香ちゃん、ちょっと姿勢を整えてみていい?」 「う、うん。これでいい」 「…うん、もう少し前かな?」 男子たちが誘導したのは、椅子のまさに先端。 葉須香は、腰を前にずらしてから眉をひそめた。座面の感触が妙に頼り ない。 「…端すぎない?ちょっと落ちそうなんだけど」 「大丈夫だよ。俺たちが計測で身体を押さえているから」 「でも、ちょっと不安定じゃないかな…」 葉須香は、椅子から落ちそうなことだけを気にして言う。 「俺たちを信じて。椅子から落ちるようなことは絶対ないから」 その一言に、妙な説得力を感じた葉須香は少し眉をひそめながらも、慎 重に椅子の端に腰を前にずらした。 (何かすごく落ちそう..でも男子たちが支えてるなら) 太ももの感触を気にする葉須香。何故なら、椅子の冷たい面が斜めに当 たっていて、残り半分は確かに空気にさらされていた。 (でも、今のやり取りで落ち着いたから..いいのかな) 葉須香は男子たちの本当の目的に気づかなかった。太ももの半分、椅子 から前に出てるということは、葉須香のおま●こも全部、前に出たという ことだ。 (よしっ!葉須香ちゃん!まだ気づいてないなっ) (おっぱいの性感ツボ押し、再開だぜ!) おっぱいの計測が再開し、葉須香を徐々に感じさせていく中で、男子の 一人が、葉須香のおま●こをチラリと見て、ハッと息を呑んだ。 つい長く見てしまうほど、男子の視線が葉須香のおま●こに釘付けにな っていた。 (おい!バレるだろ!何そんなにじっくり見るんだ) (いや、あれ目にしたら、目が離せなくなるから!) そう言われ、別の男子も葉須香のおま●こをチラリと見た。 「!!!!!」(マジか!) 男子たちの視線の先には、葉須香の丸出しになってる小陰唇から、ゆっ くりと、しかし確実に一筋の愛液が垂れているのが見えた。 今まで色んな恥ずかしい罰を受けても、感じた様子を見せない葉須香が 愛液を垂らしてきたのだ。葉須香自身はそのことに全く気づいていない。 おっぱい計測の緊張と、小陰唇が露見しないかの不安で、意識は完全に 計測の罰のことだけに囚われていた。 男子たちは、葉須香の予想外の反応に、一瞬言葉を失った。 しかし、すぐに男子たちの顔には、悪戯っぽい笑みが広がる。 (なるほどね…葉須香ちゃんも濡れるんだ) (これは、もっと感じさせたらどうなるんだ…?) 男子たちの好奇心は、小陰唇をもっと露わにするのとはまた別の、新た な方向へとベクトルを向けた。 葉須香の無意識の反応が、男子たちのもっとを刺激したのだ。 「じゃあ、次はここの計測もしないとな!」 一人の男子が、葉須香の乳首に狙いを定めた。男子はゆっくりと、しか し容赦なく、自分の爪を立てて乳頭をグリグリとこすり始めたのだ。 (ひぃいいいっ!?そこはダメ!今一番ダメなとこ…!) 葉須香の体は大きく震え、全身の毛穴が開くような感覚に襲われた。喘 ぎ声が、今にも大きく出そうな切迫した快感が全身に伝わる。 別の男子は、少し膨らんできた乳輪を親指でグッと強く押し込んだ。 「この辺りの変化の計測も重要だからな!」 その言葉は、もはや建前に過ぎなかった。男子たちの目的は、葉須香の 快感をどんどん高め、さらなる反応を引き出すことだった。 (やめて!もう無理!声が出ちゃう…!) この強烈な刺激に、葉須香のおま●こからは、どんどんと愛液が垂れて いく。一筋だった愛液は、やがて二筋、三筋と増え、床に恥ずかしい水た まりをつくる勢いだった。 (いやぁぁ、こんなの見られたら、何も言い訳できない) 葉須香の視線は、目の前のおっぱいと、丸見えの小陰唇の間を、もはや 意味なくさまよっている。 小陰唇は、さっきよりもはっきりと見えていたが、もはやそのことへの 不安よりも、喘ぎ声がいつ出てしまうかという切迫感と、この異常な高揚 感で頭の中はいっぱいだった。 (まさか、ここまで濡らすとはな。ビックリしたぜ) (これは俺たち絶対に気づかないフリを通さないとな!) (ああ、あとは小陰唇を覗き見するのに専念しよう!) 男子たちは、葉須香の小陰唇から愛液が垂れていく様子を何度もチラ見 し、互いに満足げなアイコンタクトを交わす。 今日の計測では、葉須香の右のおっぱいを喘ぎ声を出す寸前まで追い込 むことに喜びを見出していた。 葉須香の無意識の淫らな反応が、男子たちにとっての明日の楽しみとな っていた。 こうして、限界まで追い込まれた葉須香は、結局喘ぎ声を出すことなく、 計測は終了した。 葉須香の右のおっぱいから男子たちの手が離された瞬間、大きく息を吐 き出した。全身の緊張が一気に解け、ふわりと体が軽くなる。 そして、小陰唇から垂れていた愛液を男子たちに気づかれないように、 慌ててハンカチで拭いていた。 (あ、やだ…!こんなに垂れてたの…!) 急いでハンカチで愛液を拭う葉須香の耳には、男子たちの「お疲れ様、 葉須香ちゃん」「我ながらいい計測だった」という声が聞こえてきた。 男子たちは何事もなかったかのように振る舞い、丸見えの小陰唇にも全 く視線を向けなかった。 葉須香も、愛液を早く拭かなくちゃという思いで、まだ見えてる小陰唇 のことはすっかり頭から抜け落ちていた。今は小陰唇が見えたままなど、 葉須香にとってはどうでもいいことだった。 その日の夜、男子たちのグループチャットは、昼間の教室を上回る熱気 に包まれていた。 「見たか!?葉須香ちゃんの丸見え小陰唇!」 「やばかったな!まさか愛液まで垂らすとは!」 「あの小陰唇は、俺たちの勝利の証だ!」 男子たちは、葉須香に気づかれることなく、罰の最後まで小陰唇を丸出 しにしたこと、それに伴う愛液を垂らしたことに狂喜乱舞していた。 小陰唇をはっきりと見ることも目的の一つだったが、葉須香の愛液を出 したという、新たな成果を手に入れたことに、男子たちはとてつもない満 足感を覚えていた。 「あの感じてる葉須香ちゃん、もう一回見たいよな!」 「だな!明日も、絶対に愛液垂らしてやる!」 そして、一人の男子が閃いたようにチャットに書き込んだ。 「そういえばさ、明日もおっぱいの計測、あるよな?今度は左を測るって 流れだよな!」 そのメッセージを見た瞬間、チャットルームは再び興奮の渦に巻き込ま れた。 「マジかよ!?最高じゃん!」 「今度は左か!右よりも感じさせてやりたいよな!」 「もっと強く握ってみるか!小陰唇もパクパクさせたいよな!」 男子たちの間では、まるで獲物を前にしたハンターのような熱気が高ま っていた。 葉須香の愛液を出す反応を引き出すことこそが、男子たちにとっての次 の目標となるだろう。 明日の計測に思いを馳せ、男子たちの期待は膨らむ一方だった。男子た ちは、葉須香の愛液を出すための戦略を練り始め、夜遅くまでチャットで の話し合いは続いた。 明日、葉須香がどんな表情を見せるのか、どこまで愛液を垂らすのか。 男子たちの悪戯心は、夜空の月のように静かに、しかし確実に輝きを増 していた。 |