5月下旬の水曜日。朝から初夏の兆しを感じさせる陽気の中、葉須香は 今日も忘れ物をしてしまった。 「今日の罰は、午後からは授業がないので、頭部の自動計測となります」 「え?俺たちが測るんじゃなくて」「自動って意味がないんじゃ」 「どういうことなんだ、これは」 男子たちが不満を漏らす中、今日のデータ計測は頭部を自動で行う罰と なった。 けれども男子たちはこうも思った。もしかするとこの罰にも何かしらの エロがあるのかもと。 「まあ、よく考えたら、いくら罰でも、葉須香ちゃんの頭を俺たちが触れ るのは色々ダメだよな」 「そうだな。俺でもみんなに頭をべたべた触られるのは嫌かも」 「ここは許奇に期待しようぜ」「ああ」 もちろん、そんな男子たちの期待に応えるかのように許奇が教室にマッ サージチェアを運んで入ってきた。 それは職員室で校長たちが歓喜していたマッサージチェアとほぼ同じで あったが、手足があまり動かないものだった。 ただ、内部には最先端の三次元センサーと圧力検知パネル、そして触感 再現技術が詰め込まれていた。 それは、まるで人の手が優しく体に触れて計測しているような感覚を生 み出すようだ。 「今日はこれで頭部を自動計測しようと思う」 許奇が一言告げると、男子たちはどよめいた。 「これって職員室にあったマッサージチェアみたいなものか」 「じゃあ、もしかして例の開脚を俺たちも見れる?」 「いや、今日は計測だから、手足はほとんど動かないぞ!血行をよくする マッサージはしてもらうが」 「何だ、つまんねー。まあ、頭部計測だもんな」 「もちろん、葉須香ちゃんはそのままの姿で寝るってことだよな」 「は、はい、罰なので、全裸のままで計測します」 (ほっ、この前みたいに手足があんまり動かないのなら良かった) 葉須香が全裸のままで座ると、すぐにチェアのリクライニングが滑らか に動き出した。背もたれが静かに倒れ、仰向けに近い姿勢に変わる。 まるで疲れた身体を癒すかのようなその動作に、生徒たちも思わず息を 呑んだ。 「個別調整完了」とディスプレイに表示されると、頭部周囲のフレームが ゆっくりと動き、葉須香の顔の周囲をそっと覆っていく。 外部の光が遮られ、柔らかな音と共に、スキャンが始まった。 「うわ……顔以外は全て丸出しって、何かエロいな」 「両足と両腕は柔らかいパッドに包まれていくぞ」 「なあ、これってやっぱ機械が自由に手足を動かせるんじゃないか」 「そう考えるとますますエロいな。校長たちめ、相当いいもの見たよな」 「まあ、どんなエロいことをされるか期待が膨らむぜ」 男子たちが色々エロい展開を期待する中、葉須香はすっかり安らいでい た。VR機能と立体音響効果で、葉須香の視界には一面に広がる青の大海原、 目の前には雄大な青空が広がり、海の上で心地よい風を受けていた。 (すごく気持ちいい。何か罰を受けてる感じじゃないかも) 同時に、内部作動しているセンサー群が、非接触型レーザーで頭部の形 状をミリ単位で計測し、そのデータがリアルタイムでスクリーンに映し出 されていく。頭蓋のカーブ、目の奥行き、頬骨の高さなど、すべてがデジ タル化されていった。 「すごいな!俺たちが計測できない部分がどんどんデータ化されてくぞ」 「葉須香ちゃんもすっかりリラックスしてるしてるよな」 「それにしても、これのどこが罰なんだ?今日は午前中で終わりだけど、 これはあまりにも違うんじゃ」 「そうだよ!先生、説明してくれよ。この後はどうなるんだ?」 「えっと葉須香はそのままリラックスしたままで、授業を受けてもらう予 定だ。この機械はちゃんと授業の内容も受けられるようにしてあるからな」 「いや、ますます罰じゃないぞ」「もっと説明してくれ!」 「まあ、そろそろ計測が終わるから、そのまま見た方が早いぞ」 葉須香の頭部計測が終わると、チェアの背もたれの部分から謎のアーム が出てきた。まるで人間の整体師が手を伸ばすように、柔らかな動きで葉 須香のおっぱいをわしづかみにした。 「おい!アームがおっぱいを握ってるぞ!」 「って葉須香ちゃん、もしかして気づいてないのか?」 「いやいや、あれは揉むっていうのか握ってるよな」 「先生、どういうことだ?」 「これが今日の罰ってことだ。当の本人はマッサージされてるぐらいしか 思ってないから問題ないさ!それよりも、お前たちは揉み方を参考にした らどうだ?」 「そういうことか!レベルアップしたら、俺たちがあのおっぱいを」 「なら、今日の罰も納得したぜ」 「どれぐらい揉んでもいいか確かめよう」 男子たちが息を呑んで見守る中、アームがおっぱいをぐぐっと握り込む。 おそらく思い切り胸を絞られていることは葉須香自身も気づいてはいた。 (何か、おっぱいをすごく握ってる感じなんだけど..痛くない?) そう、見た目はおっぱいがアームで握り絞られているのだが、まるで固 く凝っていたところがほぐされていくような、優しく引っ張られる感覚。 もちろん痛みはまったくなく、むしろその絞りのリズムが気持ちよくな ってきた。心地よい暖かさも加わって、自然と体の力が抜けていく。 (肩も軽くなってきてるし、これならもっと揉まれてもいいかも) 気づくと、ピンと固く突き出た乳頭をアームの指が上から押さえ、くる くると円を描くように回転させてきたので、男子たちはどよめいた。 「おいおい、あんなに乳首を弄っていいのかよ…」 「っていうか、乳首すごくビンビンになってるぞ」 「相変わらず、おっぱいもかなり握ってるし、本当に痛くねーのか」 「いや、よく見ろ。俺たちと違って、ただ力強く握る感じじゃない!また 握ってくるから、よく観察してみろ」 アームは握ったり放したりしており、握るときもまずは完熟した果実を 手のひらに載せるように、そっとおっぱいに触れていた。 最初は驚くほど優しく、指先だけで表面の感触を確かめるような動きだ った。まるで、握っていいポイントを探っているかのように、ほんの少し だけ柔らかな圧をかけていく。 「そうか!握って心地良いポイントがあるんだな」「これはメモしないと」 男子たちが見ている中、アームの掌全体がゆっくりとおっぱいを包み込 み、じわ……っと力を込める。 ちょうど、オレンジやグレープフルーツを片手で絞るときのような、慎 重でありながら芯のある動き。アームの各関節が絶妙に角度を変え、指の 腹で円を描くように圧力を加えていくたびに、柔らかな葉須香のおっぱい がわずかに変形し、アームに沿って形を変えた。 「……おい、なんか、すげぇ絞ってないか?」 「もう母乳が出てきそうな勢いなんだけど……」 確かに、その動きにはどこか乳腺を刺激して、母乳を出そうという感じ にも見えてくる。決して雑ではなく、むしろ丁寧。だが、その丁寧さの中 に、明らかに容赦のない握りが混ざっている。 さらに、アームの指先が乳首の乳頭を螺旋状に撫でていく。その合間に も、果実のようにわずかにへこんだおっぱいを何度も握り直し、角度を変 えながら、おっぱいをほぐしていく。 「すげーな。あんなにつぶすように握って痛くないのか?」 「けど、おっぱいは綺麗な形に戻るし、アザとかもついてねーぞ」 握る、緩める、揉む、搾る、様々な動作が、あまりにも上手で、男子た ちにとっては、すごく参考になった。 葉須香の方は、痛みが無かったせいか、おっぱいを揉み終えたあとも、 リラックスしたままだった。 ただ、快感はかなりあったようで、乳首だけはビンビンに固く反り立っ たままだった。 股間も少し濡れていたが、こちらは男子に気づかれなかったようだ。 気づけば、午前中の授業は終わっており、男子がやさしく声をかけてく れて、葉須香は目を覚ました。 「葉須香ちゃん、もう授業は終わったよ。頭部計測はどうだった?」 「計測されてる感じはなかったけど..あれ?何か肩が軽いかも」 肩の重さが嘘のようになくなり、おっぱいの張りもすっきりし、全身が 軽くなった葉須香。 しかも、強く揉まれてたおっぱいは痛みどころか、まるで温泉につかっ たあとのようなぽかぽか感があった。 (力強く揉んでた気がしたけど..痛みも赤くもなってないよね?) その後、許奇が用意したハーブティーを飲みながら、リラックスした表 情を浮かべた葉須香だった。 言うまでもないが、罰を受けた感じがしなかった葉須香が翌日も忘れ物 をしてしまい、今度は両足計測をすることになってしまった。 手の時と同じで、足だけを男子たちが夢中で計測していく。 葉須香は全裸で椅子に腰掛け、男子たちの計測を見守っていた。 測りやすくするため、股を開いているが、意外にも恥部を見てくる男子 がいないことに驚いてた。 いつもなら、どうにかしておま●この中を覗き込もうと必死になるはず なのに。 股を開いた葉須香の割れ目は以前の様にくっつくことはなく、ぷっくら とした大陰唇は少しだけ開いていた。 中のピンク色がわずかに顔を覗かせているのを葉須香も気づいていた。 (ぁぁっ、少しだけ開いてる..だ、大丈夫だよね.. そんな淡い不安を抱きながら、葉須香は男子たちの動きを目で追った。 男子たちは、各々が足の計測にと用意した道具を取り出した。眼鏡男子 の戸来が細い針金のような先端がついた器具を出したときは皆が驚いたが、 どうやら足の形を立体的に記録する器具だった。 「これは針ではないですよ。足裏の圧力分布を測るためのもので痛みもあ りません」 戸来は冷静に説明すると「いやいや、本格的すぎるだろ」他の男子から ツッコミが入った。 葉須香の足には色んな計測器具が触れ、足のアーチ、踵の張り、母趾球 の厚みまで測られていく。 (いや、みんなも本格的だよ。これは結構恥ずかしいかも。どこまで測る つもりなんだろう) 「先生。足首の角度は計ってもいいですか?」 「まあ、それは問題ないだろう」 (え?足首の角度って……そこまでやるの?) 葉須香は驚きを隠せない。男子が足首の角度を測る器具を取り出し、足 の可動域まで丁寧に確認していく。 足首を軽く上下に動かしながら、柔軟性を確認するその様子は、まるで 医療行為を受けてる感じだった。 男子たちの細かな測定は続き、黒板には葉須香の足の測定値の羅列と、 足の断面図、指の配置、アーチの高さ、汗腺の分布の推定まで、細かく記 されていく。 葉須香にとって、眠くなるような計測は続き、すっかり気が抜けた長い 昼休みに本当の罰が突然、始まった。 「それじゃ、計測も終わったから本格的な罰といくか」「え?」 一人の男子がにやりと笑うと、葉須香は目を丸くした。 「葉須香ちゃんが怪我しないように、ちゃんと足押さえておけよ」 「な、何をする気なの?ま、まさか」 男子たちが葉須香の両足首をそれぞれしっかりとホールドしたとこで、 高1、高2でもやられたあの罰が始まった。 「その罰はいやあああ〜。お腹がよじれちゃう」 葉須香の白くてすべすべしたその足裏を見て、男子たちがニヤリとして ふわふわの羽根や柔らかい筆を手に持っていた。 「それじゃ、今年もくすぐりの罰いくぞ!いっせーのーせっ!」 シュシュッ――と数本の羽根が足裏をなぞる。 「あはははっは!や、やめて」 葉須香は声を上げて笑う。まだ、余裕はある感じだった。 「じゃ、今度は指の間、いってみようか」 チクチク、シュシュ、チョロチョロ、シュシュ、チョロッ。 指の間に羽根が入り込むたび、葉須香の体がびくりと跳ねる。 「あはははっはははは!ははははは!」 笑い声が大きくなってくる。もう笑いが止まらない。涙目になりながら も、葉須香は懸命に笑いをこらえようとするが、もはや無駄な抵抗だった。 「まだまだ、次は強めいきまーす!」 今度は柔らかいシリコンブラシで、足裏の土踏まずをゴシゴシ、指先で トントン。その刺激はさっきよりも強く、葉須香の表情は完全に崩れた。 「あはははは、ははは、ひゃはははは!あはははっはははは」 「葉須香ちゃん、笑い過ぎだよ。今度は柔らか筆と絵筆のハーモニータイ ムだあ!」「やめてえええ」 男子たちの声が興奮し、葉須香の声はもう悲鳴に近くなっていた。 今度は大小の筆で、足裏をなぞるように、くるくる、なでなで。 「あはははっ、ひゃはははっ、はっ、あはははっははははっ!!」 葉須香はどうにか指を丸めて足を引っ込めようとするも、しっかりと固 定されて逃げられない。 笑いすぎて腹筋が痛い。意識が朦朧としてくる。おま●このことなど、 もう頭の片隅にもない。 そう、男子たちが目の前の自分の笑い声に夢中になっているのは、葉須 香自身にも感じられた。 「俺たちの本気はこれからだ!次は五本指フルくすぐりだあああ!」 男子たちが指先を器用に使い、葉須香の足の指の間をくすぐりまくる! 「ひゃはははは!あははは!ひゃはははは!ははははは」 あまりにも笑う葉須香に男子たちはすっかり夢中になり、ついには機械 まで出してきた。 「これぞ俺たちの究極兵器!電動マッサージブラシだあああ!」 「それは反則だよぉぉぉ」 ウイイイイイイン……!!! 「ぎゃははははははは!ひっひっひ、あははははっ、ひゃはははっ」 足の指の間、土踏まず、足のふちを縦横無尽に撫でまわす振動。言葉に ならない悲鳴と、ひたすら弾ける葉須香の笑い声が教室に響いた。 一方、女子たちの方は冷静に「あれ目的完全に見失ってるよね..」「 うん、くすぐりに集中してるね」「残念な連中」と、くすぐりで無防備に なった葉須香の開閉するおま●こを見て言った。 当初は、葉須香のくぱあを見ないよう我慢した男子たちだが、それはど うでもよくなって、葉須香の元気な笑い声を聞きたくてやっていた。 しかし、それは建前。内心では、くぱあの中身への好奇心は常に燻って いた。男子たちにとって、葉須香の笑い声は、おま●こを覗き込むことと は別の、もう一つの成果になりつつあった。 その日の夜、男子たちのグループチャットは熱気を帯びていた。 「今日の葉須香ちゃん、マジでやばかったな!」 「くっそ興奮した。あんなに笑う葉須香ちゃん、初めて見たかも」 「電動マッサージブラシ、神ツールだったな」 「でも、ちゃんと我慢できたよな、俺たち」 「ああ、もちろん。何回かくぱあしたけど、ちゃんと見ないで我慢した」 「そうだよな。足の計測に集中してるふり、完璧だった」 男子たちは互いの自制心を称え合った。おま●こが少し開いていたこと を知っていながら、そこを深追いせず、葉須香の笑い声を引き出すことに 集中した自分たちを誇らしく思った。 本来のくぱあを拝むこととは違う形だったが、ある意味では、もっと大 きな達成感があった。葉須香が心から笑っている顔を見られたことが、彼 らにとっては宝物にも等しい喜びだったのだ。 その頃、葉須香は自宅のベッドで大の字になっていた。足の裏にはまだ 微かなくすぐったさが残っていて、くすくすと笑いがこみ上げてくる。 (あー、もう、みんな本気出しすぎだよ。足の計測、あんなに真剣にして くれるなんて) 葉須香は、男子たちがおま●こに目もくれず、ひたすら足の計測に集中 してくれたのだと勘違いしていた。 男子たちが葉須香のおま●こに興味を失っていたわけではなく、ただ葉 須香を笑わせることに夢中になっていただけだとは、夢にも思わない。 葉須香の中で、男子たちの計測への真剣さとくすぐりの猛攻が混ざり合 い、妙な一体感をなしていた。 今は葉須香の体はくすぐりの余韻で痺れ、感情は男子たちの真剣さへの 感謝で満たされていた。 おま●こがくぱあして中身が危うく晒されそうだったことなど、すっか り忘却の彼方だった。 言うまでもなく翌日も忘れ物をしてしまい、週末は両脚の計測になった。 全裸の葉須香が椅子に腰掛け、男子たちの前で測りやすいように股を大 きく開き、太ももから足首まで、細部にわたる計測が始まった。 今回も股を大開きしたせいで、葉須香のおま●こが最初から少し開いて いた。昨日の計測時よりも、はっきりと中のピンク色の部分が見え隠れし ている。 男子たちはそのことに気づいていたが、昨日とは違い、誰一人として視 線を向けようとはしなかった。 どうやら、男子たちは葉須香の太ももの内側を測るフリをして、密かに おま●この方へ意識を集中させた。 ピンク色は見えるが中身はまだ見えない。しかし、その距離は確実に縮 まっていた。 (葉須香ちゃん、意外と気づいてないな) (あんなにピンク色が見えてるのに、くすぐりで普通に笑ってるし) 男子たちは内心でそう呟き、時々軽くくすぐりして、くすくす笑う葉須 香の横顔をちらりと見た。 昨日、男子たちは自制心を示した。今回は、その成果を試すときだと誰 もが思っていた。目の前には、くぱあを確実に拝める状況。しかし、男子 たちは敢えてそこに触れない。 葉須香の両脚の計測は進み、男子たちの視線は、時折おま●こへと向け られるが、すぐに計測に戻される。 男子たちは焦ることなく、その時を待っていた。くぱあが拝めないこと への焦りよりも、むしろ、自分たちがここまで我慢できているという事実 に静かな喜びを感じていた。 (もう少しだ。もう少しで、くぱあが拝めるかもしれない) (いや、今はまだ見ない。焦ったらダメだ) 男子たちの内面では、好奇心と自制心のせめぎ合いが続いていた。しか し、男子たちは確信していた。 この罰を通して、いつか必ず、葉須香のくぱあを拝める機会が訪れるだ ろうと。 「そうだ、葉須香ちゃん、もう少しだけ脚を開いてもいい?足首から太も もまで正確に測る必要があるんで」「う、うん」 戸来が真面目な顔で説明するので葉須香も素直に脚を開いた。 もちろん、戸来の視線は、計測器に向いている。しかし、その内側では 別の計算が働いていた。 葉須香が両脚を広げるたびに、おま●こが少しずつ開いていることに気 づいていたのだ。 他の男子たちも、その事実に気づき、互いにアイコンタクトを交わす。 男子たちの間には、無言の了解が流れていた。 (うんうん、いい感じ) (もう少し、あと少しで…!) 葉須香は、男子たちが計測に真剣なのだと信じ切っていた。くすぐりの 件もあり、男子たちがおま●こに興味を失ったと思い込んでいたのだ。 「これでいいかな?」 葉須香は言われるがままに、少しずつ股を開いていく。太ももを外側に 向けて水平近くまで開くと、葉須香のおま●こが完全に丸出しとなる。 ここまで大股となると、ぷっくらとした大陰唇がいつも以上に左右へ大 きく開いているのが見えた。 中のピンクの部分が、今まで以上にはっきりと顔を覗かせている。 「葉須香ちゃん、ありがとう!じゃあまず、太ももの付け根から測ってい きますね」「うん」 一人の男子がメジャーを手に、葉須香の太ももの内側に近づく。彼の視 線はメジャーを追うフリをしながら、素早くおま●こへと向けられた。ピ ンク色の奥に小陰唇のヒダが、ほんのわずかに見えた。 (うわぁぁ〜!葉須香ちゃんの小陰唇が見えたぁぁ!) ほんの一瞬の出来事だった。男子はすぐに視線を計測に戻し、何事もな かったかのようにメジャーを当てた。 別の男子は、膝周りを測る際に、わざとらしく体勢を崩したフリをして、 葉須香のおま●こに顔を近づけた。 「っと、ごめん、葉須香ちゃん!俺、体が硬くて…」「ううん、大丈夫よ」 男子は顔を上げると同時に、葉須香の小陰唇の端を捉えた。 (こ、これが葉須香ちゃんの小陰唇か!) やはり、まじまじと見ることはできない。焦れば葉須香に怪しまれる。 男子たちはそのことをよく理解していた。 葉須香は、男子たちのぎこちない動きに気づいていなかった。葉須香の 意識は、自分の脚に触れるメジャーの感触と、くすぐりの再来への警戒心、 そして何よりも、来週のレベルアップがどうなるかの不安でいっぱいだった。 「葉須香ちゃん、もう少しだけ脚を前に突き出す感じでお願い!」 「そうそう、そのままの形でキープしてくれ」 男子たちは次々と指示を出し、その度に葉須香は脚の角度を変える。そ の一連の動作の中で、おま●この開閉がまるで潮の満ち引きのように繰り 返し、小陰唇のあちらこちらが普通に見えてきた。 戸来は、足首のサイズを測るフリをして、体勢を低くした。彼の視線は、 おま●この小陰唇に釘付けになった。今度は、左右の小陰唇がはっきりと、 比較的長く見えた。 (これが葉須香ちゃんの小陰唇か!ついにここまで見えたぞ!) やはり、じっくりとは見られない。だが、断片的な情報が計測する男子 たちの脳裏に刻まれていく。 男子たちはおま●こに興味がないフリを貫き通した。笑顔で葉須香と会 話を交わし、計測の正確さをアピールする。 しかし、その心の奥底では、パズルのピースを集めるように、少しずつ、 少しずつ、葉須香の小陰唇の全体を見ようとしていた。 葉須香が油断しきっているこのチャンスは、男子たちにとってまさに宝 の山だった。 葉須香がくすりと笑い、無防備な表情を見せるたびに、男子たちは勝利 を確信する。 (そうだ!俺たちは焦る必要はない。少しずつでいい。この計測の罰が終 わるまでに、葉須香ちゃんの小陰唇の全てが晒される流れを作ろう) 男子たちの視線の先には、小陰唇のヒダがヒクヒクと揺れていた。 そして、その視線の男子たちは、誰一人として葉須香のおま●こに興味 がないかのように振る舞いながら、次のチャンスを虎視眈々と狙っていた。 その日の夜、男子たちのグループチャットは、昼間の教室の熱気をも凌 ぐほどに沸騰していた。 断片的に得た小陰唇の情報を持ち寄り、まるで暗号を解読するかのよう に頭を突き合わせる。 「あれはやばかったな!途中から葉須香ちゃんの小陰唇、普通に見えたぞ」 「くぱあまでは行かなかったがあれでも充分だ!」 「ところで、小陰唇の上側、見たやつはいるか?」 各々が見た小陰唇の記憶を照合していくうちに、ある一つの共通項が浮 かび上がってきた。戸来が、今日見た中でチラリと見えた情報を皆に伝え る。 「葉須香ちゃんのお豆はやっぱ、しっかりと皮が被ってた気がする」 「ああ、俺も包皮がしっかりとしてるのが見えた」 「じゃあ、くぱあしても、葉須香ちゃんのお豆はお預けか」 「でも、俺たちついにここまできたぞ!」 徐々に小陰唇のびらびらのしわまでも、明確になっていく。そんな中、 興奮を抑えきれない男子の一人が、何かを思い出して声を上げた。 「待てよ…!葉須香ちゃんって高1の時に局部説明の罰で、リアルなお ま●こを描いてきたときあったよな?」 その瞬間、チャットルームは歓喜の絵文字とスタンプで埋め尽くされ た。 「そうだ!そんな罰あった!」「それ医学辞典を見て描いたってやつ?」 「それなら、何でクリトリスの部分がデフォルトになってたんだ?」 色々なメッセージが飛び交い、男子たちの興奮は最高潮に達した。 すでに葉須香が高1の春で、自分のおま●こを素直に描いたことが明 らかになったのだ。 それは、あの笛地が秒で絵を隠して、誤魔化してきた真意が分かった ことであり、葉須香のおま●こが白黒でも、描いたものでも、自分たち の前で晒されたことへの、背徳的な喜びでもあった。 狂喜乱舞する彼らの中に、冷静な声が混じる。 「でもさ、これ、葉須香ちゃんには絶対バレちゃいけないよな」 「当たり前だろ!せっかくの秘密だぞ!」 「俺たち、マジで紳士だったな。直接見ないで、断片から推理するとか」 「だな。さすが俺たち」 男子たちは互いの連携と、何よりも自制心を称え合った。そして、誰か がふと呟いた。 「そういえば、来週は計測がレベルアップされるんだよな?」 その言葉に、チャットルームの空気は一瞬にして切り替わった。歓喜の 余韻から、新たな期待へとシフトしたのだ。 「マジか!じゃあ、今度はもっとはっきり見えるかも!?」 「今度は違う角度から攻めるか!」 「いやいや、あくまで真剣に計測してるフリは忘れるなよ。葉須香ちゃん にバレたら終わりだからな」 来週のレベルアップは、男子たちにとって更なる成果を手に入れるため の、新たなチャンスとなった。 男子たちは、葉須香の小陰唇の全体を知った喜びと、来週への期待で胸 をいっぱいにした。 もちろん葉須香が、男子たちが小陰唇を見ていた行動に全く気づいてい なく、知る由もない。 男子たちにとって、来週のレベルアップは、小陰唇も普通に晒される流 れをつくるようなものだった。 |